朗読とクラシック音楽の公演時間の違い

今朝は思い立って、マラ5を聞いてます。サイモンラトルとベルリンフィルのやつ。
ラトルにかかればマラ5も優して軽やかさえ感じてしまう。大曲なのに、ましてや繊細にコントロールされた内容の随所に耳を傾けてしまうのに、サラッと聞けてしまうのって、凄いなーって思います。
どうだぁー?!とか、やってやったぞ!!!とか、そういう圧力的なものが際立たないのが良いんだろうな。

昨日、プラテーロとわたしの1回目のリハーサルをしたんだけど、なんの問題もなく、数個の僕の音ミスだけで終わったのですが、朗読の青木さんとの会話の中で、たびたび話題になる、朗読のコンサートとクラシック音楽のコンサートの公演時間の長さの違いを懸念しています。朗読のコンサートは長くても1時間なんだって。クラシック音楽は1時間半。5/29のコンサートでは、前半が僕のギターソロで後半が朗読の青木さんとのプラテーロとわたしで合計1時間半です。クラシック音楽のコンサートスタイルです。そんで朗読側のお客様から公演時間が長すぎるという苦しい事情が出てるそうです。プログラムを公表しちゃってるので公表通りにやるとは思うんですが、お客様を後半の朗読前に疲れさせない、またはコンサートの後半だけ聞きにくるなんてことにならないようにするためには、いかに僕のソロをサラッと聞けてしまう仕上がりにするかが重要だと思うんです。サラッと聞けるけどしっかりとした内容があるもので圧力的な際立ちのないもの!なんだか凄いことをツラツラと書いてるけど、俺、大丈夫かぁ???

すべてはつながっている。

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