著作権異議申し立て方法 パブリックドメイン編

僕はクラシックギターのYouTubeチャンネルをやっています。
パブリックドメイン(著作権が消滅した曲)を動画にすることがたくさんありますが、
パブリックドメインなのにYouTubeのAIに著作権違反だとされることがたくさんあります。
そんな時は泣き寝入りする必要はない!張り切って異議申し立てをしよう!

クラシックギター愛好家の好きな曲、リンゼイ(Lindsay 1945年没)の雨だれ(Rain Drop)を例にして異議申し立て方法をお伝えします。


著作権で引っかかると、YouTubeから上記のようなメールが来ます。

YouTube Studioのコンテンツで確認すると、著作権で引っかかってる動画は、収益化が『共有』となっていて、制限が『著作権の申し立て』になっています。問題のない動画の収益化は『オン』になっています。

『著作権の申し立…』のところをクリックします。

上記のような画面になったら、『操作を選択』をクリック。

※収益化が共有になっています。これを泣き寝入りすると、せっかくの収益の半分が持って行かれます!

『異議申し立て』をクリック。

チェックボックスにチェックマークを入れて、『次へ』をクリック。

『パブリック ドメイン』を選択して、『次へ』をクリック。

チェック欄にチェックマークを入れて、『次へ』をクリック。

ここが最も重要なページです!
『この曲がパブリックドメインである理由』の欄に、

『この曲を作曲したリンゼイ(Lindsay)は1945年に死んでいるのでパブリックドメインです。』

と記入します。 ※著作権は作曲者没後70年で消滅します。

クラシックギターのその他の作曲家では、
F.ソルなら『1839年に死んだので』、 F.タレガなら『1909年に死んだので』と書きます。
作曲家が没後70年以上経ってる場合には、張り切って異議申し立てをしよう!!!

3つのチェックボックスにチェックマークを入れ、
署名をして、
『送信』をクリック。

上記のような画面になります。
『閉じる』をクリック。

著作権の概要とステータスのページを見ると、
収益化が共有から『エスクロー』に変わります。エスクローは、審査が終わるまで収益を預かり、審査の結果に応じて収益が支払われるという意味です。

『操作の選択』の下に、『異議申し立ては審査中です』と書いてあります。

数日経つと、YouTubeからメールが来ます。

『著作権の申し立てを撤回する』

ということで、異議申し立ての審査を通過したということです。

YouTube Studioで問題の動画の欄を見ると、収益が『オン』に変わり、エスクローされていた収益を全額受け取れます。
もし30日以上経って、著作権所有者を名乗る者から連絡が無かった場合にも、同じように収益が受け取れます。

張り切って、異議申し立てをしよう!!!

すべてはつながっている。

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