「弾かなきゃ!」って思うと「グチャってなる…」
って生徒が言いました。
「グチャってなる」っていうのは、この生徒さんの表現で、タイミングよくギターの音を出そうとして張り切ると、元々凝り固まっていた肩甲骨周りの凝り固まりが悪さをして、それにつながる胸の筋肉も悪さをして息詰まり、首や肩につながる筋肉も悪さをして指の力加減の繊細さを失い、胸や腹や脇腹から股関節を通って脚につながる筋肉、背中からお尻を通って脚の裏筋につながる筋肉も悪さをして、不規則に脚がガタガタと揺れ動き、構えたギターも揺れ動き、その揺れ動きを腕の力で押さえ込むからさらに力が入り…こんな感じで、元々の元は肩甲骨周りが凝り固まっていたのが原因なのか、呼吸がつまっていたのが原因だったのか、今となってはわからなくなってグチャグチャだということです。。
人は頭(脳)で命令を出すから、力を抜くように命令を出せば治るかなぁって思うかもしれないけど、そもそも、体をスムーズに動かすために重要な肩甲骨周りの筋肉に力を入れてガチガチなるように脳が命令を出すというのは考えづらいです。そうだとすると、体が先に異常を感じて…例えば、背中(肩骨周り)を何かから守るために構えて…そのままの状態になっているのかもしれないです。もしそのままの状態だと生活に異常が出るという知識があれば、頭(脳)で命令を出してストレッチするなり、力を抜く手段をとるかもしれないけど、我々はこの社会で暮らすことが当たり前で、この社会からの攻撃を守るために構え、体が異常信号を出してることを社会からの洗脳が原因で無視しています。
どうにか自然に力みが無くなるようにならないかなぁって思っちゃうかもしれないけど、もしそうなるとしたら、それは社会が自然になる時だと思います。でもどの角度から見ても地位と名誉とお金を求める社会では自然は見えないので、異常を解除する知識を身につけるべきだと思います。そして今日も僕の体は塩っぱいものと油を食いたがっています。そして僕は頭(脳)にある知識で体に貯まった老廃物を排泄するために海の塩と玉搾り圧搾法で作った菜種油を選びます。
すべてはつながっている。