昭和生まれの優柔不断（俺だけかもしれない）

「親の言うことをよく聞きなさい。」

とか、

「先生の言うことをよく聞きなさい。」

って大人が子供によく言うけど、昭和生まれの俺は、「よく聞きなさい」を「従いなさい」だと勘違いしたまま生きています。それは親や先生に逆らおうとすると、殴られたり、物を投げ付けられたり、そのようなアクションで威嚇されてきたからです。

でも「よく聞きなさい」はそれ以外の何者でも無く、「注意深く聞きなさい」ってことなので、話す方（親や先生）は、いつも注意深く見られてるので、いつも緊張感を持った言動をするべきってのが正解なんだろうね。だから子供は正しければ受け入れ、そうでなければ修正すれば、成長できるんだろうね。

現在は、色んな考え方の人が存在することが許されています。だからそれぞれの善悪があるんだなって思う。そんな善悪を裏から手を回して巧みに操作して従わせようとしたり自分が優位に立つ人もいると思う。

結局、我々が、ヒューマンとかヒューマロイドである限り、解決は難しいんだろうなぁ。

そんなことを考えながら、照明を暖色系のオレンジ色にして（心身を静めて）ギターを弾いていると、自分がやりたいことを抑えて一般大衆ウケするようにスピードを上げて演奏してることに疑問を感じてきます。訓練すればある程度スピードを上げて演奏できるけど、その行動が気持ちに反するために気分が張り詰めて力むんじゃないのかって思います。結果、自分で音を処理できる速度に落として弾けば、演奏中の張り詰めた力みは、かなり減ります。

平家物語で後白河上皇が源氏をけしかけて平氏を滅亡させたことも、社会の覇者がウクライナをけしかけてロシアと争わせることも、僕が自分を騙してギターを弾こうとする行為も、すべて同じに思う。