今日から3歳の男の子のレッスンが始まりました。
僕の生徒で最年少記録更新です。
いつも思うけど、子供は体がグニョグニョに柔らかいです。手もグニョグニョで小さいです。だから膝の上にギターを置くと脚がグニャァ〜ンてなってギターが落ちそうになるし、弦を押さえたり弾いたりする時の力加減が上手くいきません。
でもね、どんな音が出ても、「音が出たね。上手だねぇ。」って笑顔で褒めまくる。そして先生としては優しく弾いてる所を見せて、生徒が飽きてきたら、となりのトトロを弾いて見せれば、興味を持ってくれると思います。
褒める人は多い方がいいです。
今日はお母さんとおばあちゃんも一緒に来てくれたので、生徒を囲んで、僕も入って3人で笑顔で褒めます。そして1人で椅子に座ってギターを構えるとグニャ〜ンってなったら、お母さんの膝の上で、お母さんに一緒にギターを支えてもらって、お母さんも一緒にスキンシップしてもらいながら笑顔で音を出してもらいます。
お母さんとおばあちゃんにもギター上手くなってもらえば最高です。
おじいちゃんがギター大好きで僕のところに習いに来てくれてて、
「これからの時代は。。。」
って言って、本気でお孫ちゃんを仕込んで欲しいみたい。
でもお母さんは
「自由に楽しく弾いてくれればいいかなぁ〜。」
って言ってて、温度差があるけど、どういう方向でギターを弾いてくれたとしても、楽しくて夢中になれるものになって欲しいです。
そして僕の意見としては、せっかく、小さいうちから弾くんだから、その成長過程をYouTubeにして、小さくて可愛いうちからファンを増やすのがいいかなって思います。なんでかっていうと、もし趣味で続けるなら、それはそれで思い出になるからいいし、収益化されればお小遣いになるし、もし本気モードでギターを続けたとしたら、これからはコンクール歴が集客に結びつかない時代になると思うし、音楽事務所やレコード会社の束縛が活動の邪魔になる時代になると思うので、個々がセルフプロデュースする時代になると思います。今まではテレビに出てる音楽家が集客できるからって、そういう音楽家のコンサートを企画することが多かったかもしれないけど、核兵器のような爆発力で人々を洗脳し続けてきたテレビの時代は間違いなく終わります。新聞や雑誌も同じだと思います。大きな組織をスポンサーに持ちその組織に忖度するテレビの宣伝力や報道力を嫌う人々がインターネットで個々の好みに応じて求めるものを探して情報を選ぶ時代になりつつあります。3歳の男の子が大きくなる頃にはセルフプロデュースが一般的になると思います。だからどんな形であれ自分を宣伝するにはYouTubeのようなSNSが必要になると思います。そういう意味で大きく出遅れてる僕は、生徒が時代遅れにならないように、このような提案をさせていただきました。
すべてはつながっている。