【ギター弦 銘柄変更】カンティーガプレミアムからコラムへ【自律神経 コントロール】

数年前、カンティーガプレミアムが発売されてから、気に入って使っていた理由は、
①弦の寿命が画期的に長い
②音のサスティーンが長い
③音のパワーがある
④音色を作る周波数の高低のバランスを考慮した作り
⑤指から弦が離れた瞬間からカンティーガプレミアムが狙う音色になるまでが速い
などなど、感じるところがあったので使っていましたが、

その前に使っていたコラムに戻しました。
その理由は、
①カンティーガプレミアムは寿命が長いけど、巻き弦の合金の成分のうち、酸化とか劣化しづらい成分と従来の金属で、使用時間が進み、従来の金属は劣化し、酸化や劣化がしづらい成分の効き目が残った時の音色がやたらと明るくて、高音弦の短所が際立つようになるのが嫌だなって思うようになりました。
②カンティーガプレミアムのサスティーンが長いのは良いことなのでコラムは劣ります。
③カンティーガプレミアムの方が音にパワーがあるというのはコラムよりわずかに弦のテンションが強く、巻き弦のなんらかの新しい成分の働きで音が際立ちそれが高域の周波数の効果ということだと思うので、それは長期間使うと肉体的疲労度が大きいということになるし、高域の周波数を聴き続けることで自律神経の交感神経が冴え続ける緊張感は精神的疲労度が増すことにつながると思います。コラムは弦のテンションがとても柔らかくて低域の周波数が豊かな合金の構成だと思います。
④カンティーガプレミアムは音色を作る周波数の高低のバランスを考慮した作りなんだけど、使用期間がある程度進んだ頃からの音色が高域の周波数が際立ち明るい音色になるなって思います。それは③で書いたように精神的疲労度が増すことにつながると思います。コラムは低域の周波数が豊かだと思います。
⑤コラムは弦のテンションが柔らかく低域の周波数が豊かだと思います。なので、指から弦が離れた瞬間からコラム弦が狙う音色になるまでがカンティーガプレミアムに比べてかなりゆっくりだと思います。カンティーガプレミアムが「パン!」って立ち上がる表現だとすれば、コラムは「うわぁ〜ん」って感じです。高域の周波数の方が低域の周波数の方より速く体に感じるからそういうイメージになるんだと思います。

カンティーガプレミアムはバランスが取れてるけど使用期間が進んだ時に残るのは高域の周波数が多いと感じます。コラムは弦の寿命は短いけど使い始めてから劣化しても残るのは低域の周波数が多いと感じます。
自律神経の働きから、高域の周波数は交感神経を冴えさせ、低域の周波数は副交感神経を冴えさせます。交感神経の冴えはハイテンションになり気持ちいいけど、冴え過ぎは緊張、力み、など演奏の支障につながると思います。副交感神経の冴えはその逆です。気持ちが落ち着き、脱力につながります。でも冴え過ぎは無気力につながります。ステージでギター演奏をすることを考慮に入れると、感情的になり過ぎず落ち着いて演奏したいし、肉体的にも脱力して疲労感少なく演奏したいので、低域の周波数が多く、弦のテンションが柔らかなコラムを使うことを選びました。

もう少しテンションの柔らかいカンティーガプレミアムがあったらいいな…とか、
コラムのように太くて柔らかい合金の構成に酸化や劣化がしづらい成分をほんの少しだけ入れるとか、
余計なことを考えちゃうけど、それぞれの弦はそれぞれの路線で画一された弦だと思うので、僕がその時の気分や体調で選ぶべきだと思いました。

弦を選ぶにしても、楽器を選ぶにしても、たくさんの商品のすべてはあまり変わりがないかもしれないけど、ほんのちょっとの違いが長期間使用することで積み重なる影響はとてもデカいと思います!

すべてはつながっている。

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